放送委員会 は、 1997年のNHK杯全国高校放送コンテストに番組を出すために、昨年 「なもみ隊」を結成しました。「なもみ」 とは、 秋田県男鹿半島の「なまはげ」によく似た行事なのですが、番組のラストシーンで、
わるい子供がいる限り (テロップ : わるい高校生にも出動します) ぼくたちは、いつでも、どこにでも出動します。 ふるさとの、明るく正しい未来のために!!
なんて言っちゃったものだから、今年も節分の出動要請が来ました。
去年も (番組づくりのために)、田野畑の保育園に鬼として出動しましたが、
今回は田野畑児童館から、2月3日のお昼頃に
来てほしいとのこと。授業もあるし、どうしよう、と困っていたのですが、
大澤東一郎 校長先生
(田野畑村出身、田野畑高校には15年くらい勤務。ふだんは本校の岩泉高校にいます)
の一言、
「それは大事なことだ。公欠にしなさい」
で、めでたく出動が決まりました。
ことしの「なもみ」は あつひろくんとまさるくん。放送委員ではありませんが、 踊組 で活躍している2年生です。 和野神楽 (わのかぐら) の面をかぶり、4時間目の英語 (担任の久保先生の授業だ) を抜け出していきました。
児童館では、こどもたちが「豆まきの歌」で気勢をあげていましたが、 般若の面をつけた (特に坊主頭のまさるくんが) 突然乱入してくると、 一瞬でパニックとなりました。
豆を投げつけられてもぜんぜんひるまない「なもみ」に、 こどもたちは泣き叫びながら必死で抵抗していました (かわいそう)。
しかし、あつひろくんは 「すんげーおもしれー。来年もぜってーやっから」 とお昼の校内放送で感想を語りました。