第45回NHK杯全国高校放送コンテスト テレビ番組第II部門 全国大会参加。 7月21日からの全国大会、このページを東京の会場から毎日更新しました。 長いページですみません。
田野畑で一番ポピュラーなおさかなは、縄文時代からずーっと鮭(さけ)です。 昼休み、クラス全員のおかずが鮭だったりすることも珍しくありません。 で、その鮭を徹底的におっかけて、ついでにあなたにも田野畑の鮭を食べてほしいなあ というのが、この番組です。
自慢ですが、取材は頑張りました。 去年(1997年)のクリスマスイブには、午前3時に起きて、定置網に向かう漁船に乗せて もらいました。とりたての鮭にかまれたり(あったかいのですよ、生きてる鮭は)、 加工場で、三枚おろしに挑戦したり(5枚くらいになったけど)。
技術的なことを書くと、いままでの田野畑高校の番組は、ビデオのくせに やたら語りすぎる傾向があったので(ラジオとは違うのだ、と よく注意されます)、今回はできるだけナレーションを入れずに作ってみました。 そのかわり、ちょっと歌いすぎたかも。BGMは、高校放送界に新風を吹き込むべく、 演歌 を使ってみました。
(1997/1998年度放送委員長 まこと + 生徒会長 なおこ)
東京についた放送高校生は、半蔵門の東條会館というところで NHK杯全国高校放送コンテストの総合受付をします。 本当は7月20日からNHKでも受け付けてますが、田野畑高校は 1泊節約していつも二日目に東條会館に行くのです。 ここで、各都道府県から出品された番組の準々決勝(事前審査)結果を目の当たりにし、 あああぁぁぁーっっ!! と落ち込んで地下鉄の駅へと帰っていくのです。
で、今年の結果はどうだったのかというと、 やっぱり予選落ちだったっ。 岩手県からの番組のうち、準決勝に進んだのは 盛岡白百合学園(ラジオ番組第I部門)一本だけ。やれやれ。
で、そのあと「あと一歩だった」番組を使った
「ここをこうすれば」講座が行われる会場へと急ぎます。去年の
『なもみ』は
あとからわかったのですが、本当にあと1校だったんですって。
「こうすれば」講座で使われるはずでしたが、「じゃ、そろそろ時間なんで…」で
片づけられたのでした。
例年この講座は千代田放送会館 (東條会館から歩いて7分くらい)
でやっていましたが、今年は渋谷の NHK が会場。テレビ番組部門の講座は
14:30開始。朝一番の列車で田野畑を出ても12:44東京着がギリギリの
わたしたちにとっては、非常にキツいスケジュールです。
旭川北高校 (去年のテレビドラマ第2位) の皆さんなんかとお会いできましたが、
東京の冷房はカラダにわるい。
午後6時。やっとホテル(何と歌舞伎町のど真ん中)に着きました。 では、これから危険な取材に出かけます。
長野県長野西 富山県魚津 広島県鈴峯女子 青森県三本木 長崎県長崎西 静岡県清水南 神奈川県相模女子大高等部 北海道札幌丘珠 富山県富山北部 岩手県盛岡白百合 北海道札幌稲西 宮城県仙台白百合 岡山県就実 福島県磐城女子 長野県松本美須々ヶ丘 長崎県長崎工業 広島県広 兵庫県松蔭 富山県桜井 長野県松商学園
青森県弘前工業 富山県富山国際大学付属 長崎県奈留 兵庫県松蔭 長野県松商学園 奈良県育英西 長野県松本美須々ヶ丘 広島県鈴峯女子 青森県五所川原 静岡県島田 長崎県長崎南 富山県桜井 宮崎県宮崎南 北海道札幌藻岩 福島県福島女子 長崎県長崎西 宮城県東北学院榴ヶ岡 北海道釧路東 石川県金沢辰巳丘 沖縄県知念
北海道札幌丘珠 奈良県帝塚山 青森県北斗 長野県松本美須々ヶ丘 沖縄県美里 奈良県育英西 愛媛県松山中央 長野県松商学園 富山県呉羽 北海道小樽潮陵 愛知県岡崎北 長野県松本県ヶ丘 兵庫県三原 北海道札幌篠路 奈良県王寺工業 神奈川県法政大学第二 長野県松本蟻ヶ崎 静岡県常葉学園 埼玉県川越 大分県大分舞鶴
兵庫県松蔭 青森県弘前 長野県大町北 奈良県帝塚山 千葉県東海大学付属浦安 北海道室蘭栄 岡山県岡山東商業 愛知県豊田西 富山県魚津 長野県松本美須々ヶ丘 長野県須坂 兵庫県琴丘 愛媛県松山南 岡山県倉敷商業 富山県高岡南 北海道札幌丘珠 北海道芽室 福島県相馬 岡山県就実 長野県松商学園
宮崎県宮崎大宮 徳島県富岡西 北海道札幌月寒 大分県三重 埼玉県伊奈学園総合 栃木県盲 愛媛県今治西 長野県松本美須々ヶ丘 埼玉県川越東 富山県桜井 青森県三本木 埼玉県浦和西 山梨県吉田 兵庫県雲雀丘学園 北海道札幌稲西 北海道札幌日本大学
熊本県人吉 東京都錦城 北海道札幌日本大学 長野県松本美須々ヶ丘 岡山県玉野光南 長野県長野清泉女学院 山口県野田学園 福岡県福岡女学院 熊本県済々黌 長崎県長崎北陽台 青森県八戸 愛知県豊田西 北海道旭川東 長野県松商学園 埼玉県伊奈学園総合 北海道旭川北
NHK杯の番組部門は、事前審査で残った各部門20作品で7/22に準決勝を行い、 その審査結果は7/23の朝、NHKホール前に決勝進出作品として掲示発表します。 創作ラジオ・テレビドラマ部門は16作品だけ残した決勝を7/22にいきなり行い、 最終日は優勝作品のみ上演されます。
テレビ番組部門の会場は共立講堂。いつもこの部門にしか参加していないので、 今年もこの会場に(見学に)やってきました。
昨日はさすがにショックだったので、笑うしかないと思って、新宿の 末広亭(寄席)に行きました。お客さんは25人しかいませんでしたが、 7月6日の芸術鑑賞会に来てくれた古今亭寿輔さんがトリで、桟敷にいたわが社 (特に なおこ) は餌食でした。 そういえば、昨日の新幹線はマギー史朗さんと一緒だったなあ。
そんなわけで気を取り直して、今日は40本の番組を見せてもらいました。
午前中に行われたテレビ番組第I部門準決勝から、勝手に審査して4つ選びました (公式の順位ではありません。順序は発表順です)。
午後のテレビ番組第II部門準決勝も勝手に審査しました。 午後は眠くて難しかったです (これも公式の順位ではありません。順序は発表順)。
最後に NHK の審査員から講評がありました。一般にインタビューがよくない。 映像でもっと語れ。確かにラジオに絵を足しただけのつくりの番組もありました。 この点、わが社は自信があります。足りないのはテーマ →「何を伝えたいのか」だったんですなあ。あ、致命傷か。 でも鳥取の総文祭に出す番組は (たぶん) 完璧だ。
今、帰りの新幹線やまびこ5号の中。 前の網棚に、NHK杯(優勝カップ)の入ったでっかーいケースがある。 でも、わが社のではない。仙台白百合学園高等学校 (ラジオ番組第I部門) のもの。ちょっと複雑。 盛岡白百合学園のラジオ番組第I部門『重い青春』は、 優良賞 (優勝・準優勝・優秀賞2本の次の賞) に入って、何とか 長野県松本地区大会じゃなく全国大会にしてくれた。エライ。うらやましい。
でも「予選落ち→見学・お勉強」だけの三日間ではなかった。 全国高校放送大会 の宣伝第一弾をやってきたのです。
そうそう、今回の優秀作品を、つぎの日程で放送するそうです。
朗読部門で優勝した熊本県立盲学校の 安田知博 くんは、 昨年はアナウンス部門、一昨年は朗読部門で優勝しているので、三連覇。 番組部門ではありそうなことだけど、個人技で三連覇はすごい。