小岩井農場について
 
   初めに

 宮澤賢治の詩の中で最も長編といわれている「小岩井農場」について平成18年の宮澤賢治イーハトーブ学会の「風のセミナー」ということで原子朗氏の講義があった。平成18年12月10日のことだ。詩が長いので講義1回では終わらず。来年1月に2回目を行うことで取り敢えず散会したが、これを契機として自分なりにまとめてみようと思った。もちろん、1月の講義後に本格的にスタートするつもりだが、それまでに助走を始める。

 なお、テキストはこの講義で使われたものを使用した。講師は角川文庫版と説明された。ただし、実際にパソコンに取り込む作業は、すみませんがhamagakiさんのホームページからのコピーをもとにしました。比べて読んでみましたが同じ、と判断したからです。尤も、講義のテキストに1箇所ミスプリと思われるところがありましたが。hamagakiさんの方は正確でした。
 ただし、テキストでは、もともとのカナ振りを当該漢字の右脇に小さく印字してありますが、hamagakiさんは括弧にくくり、当該漢字に続けて表示していますので、そのまま使わせてもらいました。なお、筑摩書房の宮沢賢治全集2(昭和42年初版)もチェックの際、参照しました。
 編集は、左半分に詩を載せ、右半分に当該箇所に関わる自分の気の付いたコメントを入れるというスタイルにした。ボチボチ右部分を増やしていきたいと思っている。

  本論
 
 この詩はパート1からパート7までとその後にパート9があるという妙な編集だ。色々な解説があるが、自分としては次のように考えたい。 最初、賢治は全7章の詩を構想したのだろう。例の小岩井の七つ森にちなんで。実際、この詩の最初の方にもその表現が登場している。

 小岩井の駅からスタートし、最後の7楽章(パート七)でもとに戻る。ところが、詩としての山場5,6楽章(パート五、六)がうまく全体にフィットしなかった。そこで、パート5及びパート六は中身を出さずに出版することにした。
しかし、本人としては、5及び6の構想、試作けっかはある。そこで、その概要をうかがわせる程度にパート九という形で、詩の最後に付けた。
一部でうがって、パート八が紛失したという説もあるようだが、そうではないだろう。あくまでも詩はパート七で終わっている。パート九は先のような性格のものだろう。一連一体のものと誤解されると困るので、間をわざわざ空けたものだろう。
 以下、別ページで各パートを追っていく。

参考先リンク及び次ページ以下のアドレス

hamagakiさんのホームページ の
宮澤賢治全詩一覧は下のアドレスです
poems.htm へのリンク   すごいページです


koiwai1.html へのリンク  パート一
koiwai2.html へのリンク パート二
koiwai3.html へのリンク パート三

koiwai4.html へのリンク パート四

koiwai7.html へのリンク パート七

koiwai9.html へのリンク  パート九

index.html へのリンク
 ホームページトップ

hana5.html へのリンク 自分の賢治関係ページ

5  宮沢賢治に関するものは下からどうぞ

  1 春と修羅の私釈・・・下に続く
 2 真空溶媒  ・・・・・・・  こちらかどうぞ
 3 ヒデリかヒドリかについて・・・こちらからどうぞ
 4 ランボーと賢治について(3回賢治国際大会に出席して)
                  こちらからどうぞ

 5 小岩井農場・・・・・・・・こちらからどうぞ

  6  よだかの星の「市蔵」について・・こちらからどうぞ
  7  「市蔵」と「とっこべとら子」について・・ こちらからどうぞ
  8  北守将軍と三人兄弟の医者―モチーフの幾つかについて・・   こちらからどうぞ