3TBのフォーマットを行う(フォーマット編)

  増設といえど、手をかけるのは自己責任で。
  当方は一切責任を負いません。
  マウスカーソルを画像に重ねるとその部分が拡大表示、
  さらに画像をクリックすると拡大表示ページに遷移します。
「ディスクの管理」画面
 WD30EZRXである「ディスク1」の文字があるマス内で右クリック。
 メニューが表示されるので、「プロパティ」を選択。次へ。

ドライブのプロパティ→ボリュームタブ
 プロパティ画面のボリュームタブを選択。
 種類も状態もパーティションのスタイルもまだ決まってない状態。
 容量が3TBから目減りしているように見えるが、OS側の取り扱いに因るらしい。この辺は各自で検索されたい。

 次へ。
「ディスクの管理」画面
 再度、ディスク1のところで右クリック。
 メニューの「ディスクの初期化」を選択。次へ。

「ディスクの管理」→「ディスクの初期化」
 初期化したいHDDを選択する画面が現れる。
 フォーマットしたいドライブのチェックボックスにチェックを入れて(もしかしたら開いた時点で既にチェック入っているかもしれない)次へ。
「ディスクの管理」→「ディスクの初期化」選択後
 初期化されていませんからオンラインに変わり、容量も2つに分かれた。ディスク管理領域がMBRの時の上限いっぱいの容量で仕切られているようだ。
「ディスクの管理」→「ディスク1プロパティ」→「ボリュームタブ」
 初期化の選択によりディスク管理方式がMBRに設定された。
 MBRでは構造的に2TB以上は扱えないそうなので、別の方式に改める。

 次へ。
「ディスクの管理」→「ディスク1」右クリック
 ディスク1のメニューを見ると、「GPTディスクに変換」とあるのでこれを選択。

 次へ。
「ディスクの管理」
 直ぐに二つに分かれていた容量が全容量一つにまとまった。
 ここでディスク1のプロパティを見てみる。
「ディスクの管理」→「ディスク1プロパティ」→「ボリュームタブ」
 パーティションのスタイルがGUIDパーティションテーブル(GPT)になっている。これで3TBが分断されることなく使用できるようになった。
「ディスクの管理」→「ディスク1容量バー」右クリック
 ではいよいよフォーマットに移る。
 ディスク1の容量バーグラフを右クリックしてメニューを表示、「新しいパーティション」を選択。次へ。
新しいパーティション ウィザード − 注意書き
 パーティション作成にあたって、MBRとGPTの違いを述べている。一通り読んだら次へ。
新しいパーティション ウィザード − パーティションの種類
 パーティションの種類を選ぶのだが、プライマリしか選べないのでその通りにして次へ。
新しいパーティション ウィザード − 容量の指定
 今回作成するパーティションサイズを聞いている。二つに割るも良し、三つ作るも良し、各自のお好みでどうぞ。私はパーティション切らずに全容量を一つで使うことにしたので、容量は設定できるMaxの数字にした。次へ。
新しいパーティション ウィザード − ドライブ文字の指定
 ドライブ文字は後でも指定できるはずだが、ここで指定してしまう。認識編のところで見た「エキスプローラ」画面を思い出して欲しい。既にE:ドライブまである。私は「F:」とした。各自の環境に応じて設定は変わるので、それぞれに設定していただこう。

 では次へ。
新しいパーティション ウィザード − フォーマットの指定
 「このパーティションを以下の設定でフォーマットする」を選択。確か、予めここのラジオボタンが選択されていた気がする。
新しいパーティション ウィザード − フォーマットの指定
 各項目をセットする。
 ファイルシステム(形式):NTFS、アロケーションユニットサイズ:既定値、ボリュームラベル:DATA-HDD。
 ボリュームラベルは各自お好みで。次へ。
新しいパーティション ウィザード − 完了
 設定の内容が一覧表示され、ウィザード完了のメッセージがでる。
 一瞬、もうフォーマット終わったのかと錯覚してしまうが、フォーマットはまだで、あくまでウィザードが終わったという段階に過ぎない。
 まだまだ、作業は終わらないよ。ここから3TBのフォーマットが始まる。
 次へ。
「ディスクの管理」フォーマット中・・・
 ここまで来てやっとフォーマットが始まった。

 3TBのフォーマットは一体どのくらい時間がかかるんだろ。進捗率が「フォーマット中」の文字の右に出てくるので、確認すると良い。

次へ。
「ディスクの管理」フォーマット中(100%)
 フォーマット100%だけどまだ一歩手前。終了直前ではある。ここまでいくら時間がかかったかというと・・・

「ディスクの管理」フォーマット終了〜
 はいっ。フォーマットしゅうりょう〜。しめて8時間21分なり〜。

 さすが3TB。半端じゃなく時間かかるねぇ。
ドライブのプロパティ
 ディスクの管理画面の上半分のドライブがリスト表示されているところで、ボリューム名(ここではDATA-HDD(F:))を右クリックしてプロパティを表示させたところ。
 容量を見てもらおう。3,000,369,147,904Bでしょ? 無事3TB(一部は管理用に取られている)使えるようになった。
「エキスプローラ」画面
 エキスプローラ画面を見ると、F:ドライブが表示されている。これでようやく使えるようになったよ。

 さあ、3TBの大容量を堪能しようじゃないか!


但し問題が・・・
 どういうわけか、システムを再起動すると、RocketRAID640から立ち上がろうとするらしく、Could'nt initialize memoryと表示してハングアップする。
 BIOSでSASを最優先順位にして、さらにオプションボードではなく内蔵デバイスから起動するようにしてもである。
 このままでは折角の3TBHDDが使えない。ので起動できる手立てを見い出した。

 私は今回、モービルラックを使用した。これがキモで、キーでカートリッジの固定と電源の入り切りが出来るようになっている。このキーを使って、システム立ち上げ時はキーロック解除(ラック電源OFF)にしておいて、OSが起動して、ログインも完了したらキーロック(ラック電源ON)すると、20秒くらいで3TBHDDを認識してくれた。
 システムはTVサーバーとして再起動は殆どすることは無く、一度起動してしまえば何も問題は無い。ドライブの共有設定をしてても起動時にラック電源OFF→ONした後は無効になっていたが、普通に使えている。

 スマートとは言えないが、現状このような手順を踏むしかないと見ている。

 実験する余地は残っている。が、妄想の域をでていないので、今は伏せておく。チャレンジャーな方、実験よろしく。

 今後、解決策を見つけた暁には、ここに掲載しようと思う。それまでは面倒だが上記方法で起動不能を回避し続けていこうと思う。
 また良い方策をご存知であれば、ご紹介いただきたい。

 最後に、この3TBHDDを余すことなく活用することを祈る。
---END---

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