きっかけ・・・ |
VGAカードが欲しくて探したら、冷却ファンの固定が不良という触れ込みのものがあったので、ネジ締めくらいなら手直しできると踏んでこれを手に入れた。 そもそもは、古いサーバー機があるのだけどオンボードVGAの画面サイズが狭くいまいちなので、新たにVGAカードを挿してみようと思ったのが発端。 ところが、よくよく検分してみるとコンデンサが膨れたり液漏れしてたりで、このまま通電させるには危険な状態である事が判明。 ネットで検索してみたら、あるわあるわ、粗悪品としてこのコンデンサは列挙されていた。保障期間内動ききればいいやん、という発想でモノ作ってるとしか思えんな。->コンデンサメーカーにしろ、iodataにしろ。 コンデンサも入手さえできれば交換はできるなと安直な考えでこれも手直しする事に決めた。 で、早速秋葉原で固体コンデンサを、地元ホームセンターでネジとタップを入手していざ修復へ・・・。 |
コンデンサの下調べ |
電解コンデンサが7個使われている。 6.3V 1500uF 4個 16V 470uF 2個 16V 330uF 1個 うち1個だけ、Rubycon製に交換されていた。今回はこれも取り換える。 ネット検索で、このボードではないが電解コンデンサを寿命の長い固体コンデンサに交換した事例があったので、まねをして固体コンデンサにしてみようと思う。 厳密には、抵抗成分のからみも考慮しなければ本当の容量は導かれないようなのだが・・・。深く考えないで元あったコンデンサと同容量を選定した。 |
冷却ファンの固定部を下調べ |
前オーナーより、外れるという話は聞いていた。 実際手にして目の当たりにしてみると、なんじゃこりゃ! という状況。 写真は後のページに記載するが、ファンが固定されるヒートシンクにめねじ切らさってないじゃないか!! しかもねじはネジピッチ1山ねじ込まれてるかどうかすら怪しいくらい短い!! 機械屋(自称)な自分としては、こんな設計は絶対しない! めねじ切る工程を省くのと、短いネジを使う事でコストダウンを図ったのだろう。ねじは強引にねじ込んで、ねじ山がつぶれようとも引っかかってさえいればいいという発想だろうな。ずさんもいいところだ。 これは、めねじを切り、M2×4のねじを用意すれば解決する。 前口上はこの辺にして、方向性が決まったところで作業に移っていこう。 |