田野畑高校ニュース 2000年8月

7月30日(日)、ぼくは東京のとある会社を見学に行った。三陸鉄道の始発、 6:28の列車で行く予定だった。田野畑駅に着いたのは6:20頃だったが、 すでに一緒に行くAくんとTくんは来ていて「おせーぞー」としゃべっていた。 ぼくの胸は期待と不安で一杯になっているはずだった。

駅で待っていると、Tくんの母さんが すごい勢い でやってきて、
「今日から始発は無くなったよ!!」(注: 三陸鉄道102Dは久慈小本間休日運休)
「…あfじょあえhjgjんえーーーーー!!??」
まじかよ!! おい! まじかよ!? 初めからこれかよ? まじ?まじまじまじまじあじあじあじあじ! えーっと、帰っか。

こうしてても始まらない。Aくんは13:00まで、ぼくは14:00までに着かなくては ならない。そこで、Tくんの携帯でAくんの母さんを呼び、 盛岡まで送っていってもらった (注: 盛岡までは約100km)。当然Aくんは何回も 「 ばか息子ばか息子 」と繰り返し言われていた。

盛岡に何とか着き、ふう、なんとか間に合った、と思い余裕で 「ゴーゴー3DAYSきっぷ」を買い、ホームに立っていたが、時間の10:06になっても まだ14番線に新幹線は来ない。おっかしいなぁと思っていると 「まもなく、東京行き10:06発やまびここまち発車いたします」

「は??」後ろの11番線を見ると、「こまち」と書いてある新幹線が 発車したところだった。またもやまじまじまじまじ!!!?? 乗り遅れてしまったっ。 Aくんの母さんの努力は無駄に終わった。もう間に合わん。そう思ったぼくたちは、 Tくんの携帯で会社と学校に電話をして、それぞれ約束の時間を 1時間遅らせてもらった。11:04の新幹線で、別行動だったKくんも一緒に行くことに なり、人数も4人に増えて何とか東京に着いた。

(中略) このあと、かれらはそれぞれの会社・学校を見学し、 Kくんは大阪(踊組)へ旅立っていった。