6月24日から二泊三日の日程で、3学年の岩手山登山が行われます。
というか、今朝 (6/24)、宿泊先の岩手山青年の家に向かったんですが、
午後4時に盛岡地方気象台から「臨時火山情報第2号」が
出されました
(気象庁
のページには、なぜか関係の情報は見あたりませんが)。岩手山は、
今後さらに火山活動が活発化した場合には噴火の可能性
も ある
というのです。24日夕方には、岩手県警察のヘリコプターが入山者に下山を
呼びかけました。
岩手大学の斉藤徳美先生のお話 (6/24) だと、 噴火が今日明日あるというわけではない、 とのことですが、入山が事実上禁止されているのでは、しょうがないですな。 「津波が来ない限り登ります」というのが 田野畑高校岩手山登山の方針だったんですが…
岩手日報 1998年6月25日の記事より
岩泉高田野畑校の3年生は、25日に岩手山に登る予定だったが、 急きょ姫神山登山に切り替えた。生徒37人と引率の教師3人は24日、滝沢村の 国立岩手山青年の家に宿泊、25日午前7時に出発する計画だった。 しかし、午後4時半ごろ、同青年の家で登山計画について説明している途中、 県警から連絡が入り、計画の変更を決めた。引率者の 村松 潔 教諭は「とにかく安全が第一。学校・青年の家職員と協議し 姫神山登山に切り替えた。明日もう一度天候を確認する」と話している。
そういうわけで、6月25日、予定を変更して姫神山への登山を行いました。 姫神山は、岩手山の向かいにある秀峰ですが、山頂以外は木に覆われて 見晴らしがききません。あいにくの曇り空の中、先頭の5人 以外は山頂からのパノラマを見ることができませんでした。
6月29日、岩手山周辺の4町村 (松尾村・西根町・滝沢村・雫石町) は、7月1日から 岩手山への登山を全面的に禁止することを発表しました。なお 岩手県 のページに 岩手山関係の情報 がはじめて載ったのは6月30日、 雫石の地震のあと、関連情報 がまとめられました。 雫石町 では 7月9日になってから、 滝沢村 では7月13日にやっと 関係のページ を開きました。
岩手山登山禁止に伴って、どうも姫神山の人気? が上がっているようですが、 わが社は、奥羽山脈にこだわって 烏帽子岳(えぼしだけ、 別名は乳頭山(にゅうとうざん)、1477.5m) を検討中です。なかなかファンタスティックな名前でしょ、この山。 でも、本当に岩手山が噴火したら、直線距離20km足らずだからなぁ。
続きは 1学年の登山のページ で。