第47回NHK杯全国高校放送コンテスト テレビドキュメント部門 全国大会第5位入選
岩手で行われるイーハトーブトライアル大会には、全国からたくさんの人たちが 集まります。この大会は、北緯40度線にそって北上山地を横断する、世界最大の オートバイトライアル大会です。で、わたしたちはトライアルに参加する人たちを 2年間にわたって取材し(つまり、入学してからずーっとだったっ)、仙台の赤間さんを おっかけ、大会会長の万澤安央さんを おっかけ、わたしたちも成長しつつ、「遊ぶ」とはどういうことなのかを 考えてみました。思索の一応の結果は↓
しかし、こういうことって、子どものときにはごく自然にできていたんですよね。 そういう子どもにも出会ってしまったっ。
P.S. 今年から著作権関係が厳密になったけど、BGM は全部自作です。
(2000年度放送委員 てつやとその仲間たち)
6/3(土)にNHK盛岡放送局などで行われた県大会には、 ドラマ(ラジオとテレビ)が16本、番組が13本出てきて、出品数記録を今年も更新。 中身はいろいろだったけど、わが社も参加したテレビドキュメント部門はなかなかの 作品がそろいました。で、7月の全国大会への進出校は以下のとおり。
今年から、NHK杯全国大会のやりかた? が変わりました。ほとんどの部門の 準々決勝・準決勝を国立オリンピック記念青少年センター (わが社になじみの深い国立岩手山青年の家チェーンの本店ですな)で行い、 ついでに宿泊もここで、というのです。1泊3食で約2,500円、たまたま今年は 全員個室で、今までのホテルよりいい!!
コンテストの方は、テレビドキュメント部門・ラジオドキュメント部門の 都道府県予選通過4作品(47×4)を、7/21の準々決勝で、4会場に分かれて そのすべてを公開審査するように変わりました。 ちなみに、去年までは、テレビ・ラジオとも第I・第IIの二部門があり、 それぞれの準々決勝は、非公開審査だったのです。 さて、わが社のエントリーはB会場の47番目、決戦に備えてこの夜は 新宿末広亭で落語を聴いてきましたよー。
だめです、岩手県が一緒に泊まっていると顧問の宴会が終わらなくて。 うるさくてろくに眠れませんでした。だいたい、ふだんは21:30には寝ているのに、 その時間まで寄席にいたし、都会は緊張するし、東京でやらなきゃならないことも いっぱいあるし。
その、やらなきゃならないことっていうのは、次の次につくる番組のために、 全都道府県の女の子に、あることをインタビューするということです。 あることっていうのは、わが社の最高機密ですけど、右の写真の方々だけご存じです (女の子じゃない人がひとりだけいますが、帝塚山の桐畑先生です。うちの放送室に プリクラもあります)。
だいたい、朗読・アナウンスとは違って、番組部門は東京に来てからは 手直しも何もできないので、どうしようもないんですね。 仮に決勝まで進んだとしても、毎日見れば見るほど欠点が明らかになっていくでしょ。 番組って本を読むのとは違うから。
そういうわけで、朝の開始前、昼休みはインタビュー漬け。 でも今日は20人くらいかな。あ、B会場の番組48本全部見ました。猪名川、松商、 那覇商業がよかったですね。他の会場ものぞいた顧問の先生によると、B会場以外は、 番組発表時にステージ脇の席に生徒が座ったそうですが、B会場はそれがなくて。 せっかく気合い入れて早起きしたのに。
今日はいよいよ準決勝。昨日の約200本の作品から、32本が進出です。その発表は、 準決勝会場となるオリンピックセンター309号室前に9時に掲示されたのですが、 すぐとなりで朗読部門準決勝進出発表もおこなわれており、ものすごい混雑、 ラッシュ。その中に、わが社はありました!! でも、会場となる309号室には入れず、 となりの310号室で32本の中継を見ることになりました。そういうわけで、 今日もステージ脇にぼくたちは登場できなかったっ。ついでに、岩手県からは、 わが社のテレビドキュメント部門のほか、ラジオドキュメントに盛岡三高、 朗読とアナウンスに盛岡白百合と盛岡二高からあわせて3人が準決勝進出でした。 テレビドラマ部門は、県予選通過数が各1校で、全国大会は準決勝から。 そういうわけで、岩手高校もドラマ準決勝進出は予約済みでした。
さて、番組の方ですが、なんかねえ、車椅子ものと、携帯・メールものがやたら 多かったんですけど。同じテーマのものがいくつか出てくると、それぞれは いいつくりでも、あ、また、という気になっちゃうんですよね。はやりのテーマって 不利じゃないでしょうか(静岡の総文祭って「水」がテーマ指定だから、 覚悟していかないと…)。あと、好みの問題かもしれないけど「そういうのはプロ (NHKとか)がつくったほうがうまくできるでしょ」っていう題材も目立ってましたが、 わが社としてはその手の番組は×です。
そのわが社の番組は、松商の次に発表でした。去年は 松商の前座だったので、因縁を感じます。路線は違うけど。 32本の中からわが社の選んだベスト3は↓のとおりです (審査結果ではありませんよ)。
あ、今日も昼休みの時間をつぶして全都道府県女の子インタビューは 敢行いたしました。でも、まだ収穫はありません。やれやれ。
講評だけは、別室中継がないので、むりやり309号室に入りました。 お話ししてくださったのは、去年の準決勝と同じく、NHKの箕輪さんです。 今年も、全体的な話の後、各校個別にアドバイスをいただけるというので (去年はこてんぱんにやられたので、十分に警戒しながら) 行ってみたのですが、今年は全然講(酷)評されず、「インタビューに 流しのテロップは入れないでね、話を聞くか、字を読むか迷ってしまうから」 ということ以外は、だいたい誉めていただきました。前半と後半のつながりが悪い、 という指摘を準々決勝講評用紙で受けていたので気になっていたのですが、 「あ、あれはいいです」で終わってしまった。mmm。 決勝進出番組の発表は午前9時、NHKホールのステージ。いよいよNHKホール。
まずは結果速報をどうぞ。 なお優秀作品は、つぎの日程で放送されます。
今年も閉会式後に田野畑までたどりつくことはできないので、今日は盛岡に泊まるわけですが、去年と違って、そんなに反省しておりません。考察も足りません。それよりも、次作が始まっており、決勝の日もまたインタビューを敢行したのです。
まずねえ、決勝のNHKホール、全席指定になったのはよかったんだけど、入場に大変時間がかかりました。しかし、わが社にとってはこれは千載一遇のチャンス。先生に並んでもらって、あとはじっと並んでいる放送高校生に次々インタビューできるもんね。そ し て、ついに成果を獲得。那覇商業高校のありすさん、静岡でも、修学旅行でも追加取材させてください。しかし、那覇商業のパワーはすごかったなあ。ひとりだけ元気な人がいる学校はけっこうあったけど、全員で畳みかけてくるのは他になかった。暑さに対する能力が段違いなのか、あれだけのパワーがないと決勝まで行けないのか? 地味なみちのく高校生としては暑さにボロボロになりつつ、感服しました。
ところで、次の大会(静岡の総文祭)では、かずき(2年)に働いてもらおう。夏と言えば突撃インタビューばかりで、体力の消費がはげしすぎるー。何しろ静岡はかずきの生まれ故郷だし、彼には特別なエネルギーが授けられるはずだ。え!? かずきが取材でぼくがカメラですかー。で、静岡はみんなと別行動!?